出石ライオンズクラブ第55期会長テーマを迷わず『楽しい活動・喜ばれる奉仕』と決定致しました。
日本では令和、新しい年号のスタートの年でもあり、オリンピック・パラリンピックも開催される年でもあります。昭和は苦い戦争も経験し物資の少ない厳しい現状も経験しながらも日本が生まれ変わり大きく経済成長を遂げた年代でありました。平成は豊かになった反面、、自然災害のイメージが強く、災害復旧の年代でありました。ボランティア精神もこの時代に大きく刻み込まれました。
しかしいつの時代でも人々の心は極端には変わりません。私は半世紀以上商売人として生きて参りましたが、何時も社員には「仕事は楽しくやれーよ」と口うるさく言って参りました。それと同時に「お客さんに喜んで頂く接客・喜んで頂く商品開発をしろよ」とも言って参りました。
出石ライオンズクラブも55期となりましたが、当然ながら楽しく活動し地域の皆様方に喜ばれるウイサーブが必要とされ、常々感じていた事を今期のテーマと致しました。

(1)クラブ運営
今年はクラブ55期の節目の年でもあり出石流の周年記念式典を行います。最近では世代交代が進み若い世代の会員のニーズに合った運営が必要と感じます。
私は14期35歳で入会し42年間所属、20数年前50歳前後に幹事と会長の経験はあるものの、私の年代になってから出来るユーモアたっぷりな運営を心掛け、もちろんテーマにある「楽しい活動」をそれぞれのメンバーが自覚して頂き、商売で培ったノウハウ、リーダーシップを目覚めさせ私共、老骨に鞭打ってクラブ運営に携わって行きたいと考えております。
楽しい例会にも心掛け、出席率の向上にも力を入れて進めて参ります。

(2)アクティビティ
「喜ばれる奉仕」とは何をしたら良いのかメンバーの皆様から意見を頂戴し進めて参ります。喜ばれている従来のアクティビティは継承し、予算にも限界がある中で、あまり喜ばれない継続事業に関しては協議の上カット、労力的な事業は許される限り積極的に進めて参ります。
奉仕は一人ではなかなかやりづらい面もあります。安定したアクティビティを継続するには会員の皆さんがリタイアする事なく多くの新会員を迎い入れる事が理想的に思え、会員増強にも力を注ぎたいと思います。

以上、言葉足りませんが、会長としての基本方針を定め、会員の皆様の絶大なるご協力を頂く中、私のできる範囲で背伸びせず、それなりに今期55期を務めて参ります。