七月どすん

緊急事態宣言が解除になり、新しい生活様式での小規模の集会も認められるようになりました。地域での会議やカフェも再開し、出石を訪れる観光の方も週を追うごとに増えています。

勝林寺も「安心・安全」を心がけながら、少しずつ動き始めます。最初は、月に一回普段着で本堂に集まって、正信偈のお勤めをして住職の短めの法話を聞いてお念仏し、終わった後は世間話や内輪話に花を咲かせる気楽な「みのりを聞く会」からの再スタートです。六月二十六日の夜、住職、坊守、若院を含めて十名で開催しました。いつもお参りしてくださる方をいつものようにお迎えしただけなのですが、お顔を見た一瞬気恥ずかしいような気持ちが私の心をよぎりました。その気持ちに気づき戸惑いを感じる間もなく、いつもの他愛ないおしゃべりが始まり、いつもの冗談に大笑いしたのですが(笑)そういえば、以前同じ感覚を経験したことがあるなと思い出します。それは、子どもが大学や仕事で我が家を離れ、しばらくぶりに帰ってきたときの感覚です。駅やバスターミナルに迎えに行き、ようやくその姿が見えたのを出迎えるときのあの感覚です。久しぶりに会えるのがうれしい、でもそれをストレートに出す勇気もないしその気持ちを悟られるのもちょっと気恥ずかしい・・どんな顔で会おうかなーそんな感じです。毎月、いつものように会っていると感じることのなかった感覚を、コロナの影響で「初めての三か月ぶりのみのりを聞く会」で感じさせてもらえました。

 さて、次は、八日九日にお勤めする「永代経」です。内陣での三密を避けるため、お寺様のお参りは辞退しておりますので、住職、坊守、若院、次男の四人でお勤めいたします。これも「初めての永代経」です。今度は、どんな感覚を味わえるのか楽しみです。(文責 坊守)

            
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