八月どすん

読み上げ

不安視されていたオリンピックが開幕し、連日アスリートの活躍に心躍る日々を送っているのは私だけでしょうか。出場している選手の皆さんは、誰も並々ならぬ努力を積み重ねてあの場に立っておられます。月並みな言葉しか見当たりませんが、心から「すごい!」と思います。並べて書くのが大変おこがましいですが、こう見えて私もかつてはスポーツマン(今はアスリートと呼ぶそうですが、さすがにちょっと抵抗があります)、中学高校でバレーボールをし、社会人になってからも誘われてほんの少し。一応うまくなりたい強くなりたいと思いながら日々練習をしていました。しかし、努力することしんどいことは嫌いでした。練習は休みませんが、最初のランニングはしんどいから少しでも遅れて行こうとしたり、レシーブ練習の時、指導者が疲れてくる頃合いを見てコートに入ったり・・「楽をして結果を出す」ことばかり考えていたあの頃を「私らしいな」と思い出し、テレビで躍動するアスリートの姿に勝手に重ね合わせて、ひとり笑い。しかし、そんな私が、今は、「楽はしたらあかん」と自分に言い聞かせて毎日を送ります。というのも、少し前、ベッド脇でいつものように着替えていて、よろけた拍子にベッドに腰掛ける状態になったんです。「あら、座って着替えたらめちゃくちゃ楽やん」―楽をすることが大好きな私は、この大発見に小おどりして、着替えだけでなく歯磨きの時も座ってするようになりました。しかし、三日もしないうちに「これはあかん」とわかりました。―「ずっと元気で好きなところに自由に行ける自分でありたい」というはかない願いを持つ私には「楽したら結果はついてこない」―尽きることのない欲の力は、生き方をも変えました(笑)(文責 坊守)

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