六月どすん

読み上げ

「昨日の朝ご飯は、何を食べましたか?」「えーっと・・」私は、瞬時に正確に答えることができます。「味噌汁、海苔おにぎり、トマト、フルーツヨーグルト(若院は、プラス納豆)」―私は、決して認知症ではないと言いたいわけではありません。それどころか、認知症の前段階にはすでに足を踏み入れていて、人の名前が出てきません、今自分が何をするためにここに来たか忘れることもたびたびです。でも、昨日の朝ご飯はすぐに言えるのです。なぜならば、毎日同じメニューだから(笑)このメニューが定着してから、かれこれ四年がたちます。お泊りのお出かけの日以外は、すべてこのメニューです。(みそ汁の具は、日替わり)特に、この一年あまり(四百日くらい)は、お泊りのお出かけはしていませんし、朝ごはんが食べられないような体調の悪い日もなかったので、ずっと食べ続けています。きっかけは、あるテレビ番組で、味噌汁の効能をみたことです。かなり衝撃的でした。「これは毎日食べなくちゃ!」と思いました。さらに、どんなものでも味噌汁の具にできるので、とっても便利であるということが、長く続けられる秘訣です。我が家では、夕飯の残りの唐揚げも天ぷらも、冷蔵庫でしおれたキュウリも小松菜も、みーんな味噌汁の中でいい味を出しています。

 長引くコロナウィルスの蔓延で、人々の暮らしは大きく変わったと言われます。でも、私には、朝の散歩、お仏壇へのお参り、定番メニューの朝ご飯、変わらず続けられることもたくさんありました。毎日、いろいろ変化するのはわくわくどきどきして魅力的ではありますが、ずっと変わらず続けられることがあるのは、それ以上に幸せなことだなぁと感じる今日この頃です。

(文責 坊守)

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