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どすん 2025-05

次男の結婚式を皆さんの協力奉仕のお陰で無事に終えました。お礼ご報告申し上げます。結婚式だけで十分ドキドキでしたが、実は、私にはもう一つドキドキすることがあって・・当初、息子は「入籍だけで」と言っていました。「それなら、うちの本堂で家族だけの結婚式をしよう」と提案したら「あっさり」受け入れられました(笑)ところが、それをどこからか聞きつけた息子の友人が「本人に内緒でサプライズ参加したい」と言ってくれて、そこから息子を驚かせるための一大プロジェクトが始動しました。スタッフは、息子の友人、お嫁さん、お嫁さんの家族、うちの家族です。企画のすり合わせは主にLINEを使い、式前々日には、いち早く北海道から帰省した友人代表と共に会場、待機場所、移動経路、サプライズ対面の演出など入念な打ち合わせをしました。いよいよ当日、新郎新婦が式を挙げている間に、参加者約四〇名は、集合場所の総合支所の一室から川沿いに裏庭に入り「書院の間」で待機。式と記念撮影を終えた新郎新婦を、「町中撮影」の名目で勝林寺から遠ざけたら、すぐに山門を閉め、その間に、友人たちを本堂に誘導し、みんなで本堂内を披露宴会場に模様替え。「そろそろ戻ります」というスタッフからの知らせを受けて、参加者は参道に移動し、二人の到着をクラッカー片手に待ちます。そして、これから目の前に広がる景色を何も知らない新郎と、よく知っている新婦が山門前に到着したら、山門を開け一斉に「おめでとー」―新郎の「えっ??」の顔!新婦のはじける笑顔!一大プロジェクト大成功!当日まで、どこかでミスをして息子にばらし、友人たちの熱い思いを台無しにしないかとずっとドキドキしていた私は、この瞬間心から安堵したのです。

(文責 坊守)