毎朝の味噌汁づくりに使っている鍋についに穴が開きました。片手鍋で、取っ手と鍋の結合部分が、経年劣化で擦りへって、そこから水が漏れるようになりました。こうなっては、もう使い続けることはできません。鍋に穴が開くまで使ったのは、初めてのような気がします。誰もほめてはくれませんが、ここまで使った自分が、とても誇らしいです(笑)いったいこの鍋は、いつから使っているのだろう・・・容易には思い出せないくらい前からのようです。もともと法事の引き物としていただいて、長く倉庫にあったものを出してきて使ったことは覚えています。ただ、その頃は、前住がいて、子どもたちもいて、六人家族でしたから、出番は少なくて、ラーメンを作る時ぐらいしか活躍していなかったと思います。しかし、子どもたちが大きくなって一人、また一人と家を離れ、ついには、前住と私たち夫婦の三人の暮らしが始まり、この鍋の存在が大きくなりました。味噌汁づくりはもちろん、野菜をゆでたり、蒸したり、煮たり・・・家族三人食べる量にちょうど良い大きさだったからです。その後、家族構成は、前住が亡くなり、若院に代わりましたが、鍋の活躍は変わりませんでした。そして、いよいよその寿命を終える時が来ました。冷たいようですが、長年使ってきた鍋と別れる寂しさは全くありませんでした(鍋さんごめん)それよりも新しい鍋を自分で選ぶ喜びの方が大きかったです。ウキウキして、新たな鍋を買いに行きました。今まで、鍋の売り場をゆっくり見たことはありませんでしたが、よく見ると、大きさは同じでも、素材や値段の異なる様々な鍋が売られていました。何を重視して選ぶかによって、決断は変わってきます。あれこれ手に取って、座り込んで比べて、ようやく決めた鍋は、軽くて今までより少し大きめのアルミの鍋でした
(文責 坊守)
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