寺報の発行日が近づくのに「どすん」に書くことが決まらない・・・と頭を抱える私を見かねた誰かが(?)私に貴重な経験をさせてくれました。その報告記。
月末に、東京に行ってきました。但馬空港から伊丹、羽田と乗り継ぐと家を出て三時間余りで東京に着きます(早い!)楽しい二日間を過ごして、東京を三時三十分の飛行機に乗ると家に六時に着く予定です。「晩御飯は?」「今夜のドラマは?」頭の中には今晩の予定が浮かびます。異変は、伊丹に着いたときに始まりました。『飛行機の到着遅れで、出発が二五分遅れます』のアナウンス。「あら六時には帰れないわ」あと少しで機内に案内されるというとき、いきなり大雨。するとアナウンスで『天候の様子を見ているので、出発が遅れます』「あらあら」そしてさらに『出発できるか検討していますので、そのままお待ちください』「えっ??」ちょっと不安になってきました。伊丹到着からすでに一時間が経過しています。そしてついに『悪天候のため欠航が決まりました。』一緒に待っていた社会見学の小学生から「えーっ!」の声(私も)。係のお姉さんにイライラをぶつけるおじさんもいましたが、お姉さんに罪はありません。仕方なく、荷物を受け取り、払い戻しを済ませ、電車で帰る段取りを進めます。まずは、モノレールで移動し、阪急に乗り換えてさらにJRに乗り換えます。一〇時過ぎに豊岡に着くことになります(はーっ)ところが、JRの駅で待っていても特急が来ません。なんと、人身事故のため大幅な遅れでいつ来るかわからないとのこと。「あちゃー!」もう笑うしかないですね。結局普通電車を乗り継いで、家に着いたのは日付の変わる十二時過ぎでした。東京を出発してから九時間が経過していました。(遅い!でも面白かった!)東京で何してきったけ?(文責 坊守)