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どすん 2024-06

ココちゃんは、先月一歳の誕生日を迎えたとってもかわいい女の子。お姉ちゃんのすることをよく観察しているから、何でもできるようになるのが早いみたい。好き嫌いなくよく食べるしよくお昼寝もするから、身体も健康そのもの。もう歩くこともできます。いつもはずっとママと過ごしているけれど、お姉ちゃんの用事で、月に一回二時間だけママと離れて、うちに来ることになりました。うちは、子育てはもう終わり、孫育てはまだなさそうな、時間に多少余裕のある新米高齢者夫婦なので、忙しいママの応援ができるならと引き受けました。事前に十分打ち合わせはしたものの、当日のココちゃんはやはり手ごわかった(笑)ママと離れた瞬間から、「これはただ事ではない」と察知して泣き出します。ママを不安がらせてはいけないと「大丈夫だから、行ってらっしゃい」とママを見送ったものの「さて、どうしよう」―まずは、抱っこでご機嫌を取る・・失敗。住職に代わっても・・だめ。食べ物で誘ってみるけど・・いらない。大好きな絵本を開いても・・見たくない。「抱っこで安心させながら泣き疲れるのを待とう」と思ったけれど、ココちゃんより先に抱っこに疲れる私たち(笑)そうだ「散歩が好き」って聞いてたなとバギーに乗せて数歩進むと泣き声のトーンが下がり、「お花きれいだねー」と話しかけながら数メートル歩いたら静かになり、さっきまでの不安そうな泣き顔が穏やかな寝顔に変わっていました。可愛い寝顔の写真をママに送って、さらに散歩を楽しみます。ぐるっと一周してうちに帰っても、ココちゃんはずっと寝ています。その後バギーに乗ったままの寝顔を見守ってママのお迎えを待ち、「ココちゃんと私たちの初めてのお留守番」が終わりました。あーよかった

(文責 坊守)