七月どすん

読み上げ

アンケートを頼まれたので、久しぶりに一生懸命考えました。そのうちのひとつに「新しいことに挑戦するのが好きだ」というのがあり①とてもそう思う②そう思う③どちらでもない④そう思わない⑤全く思わないー五つの選択肢の中から一つを選ぶ質問がありました。何の迷いもなく⑤。私の思い描く理想の人は、①とか②と答えるのですが、私がそうでないことは、自分が一番よく知っています。仕事でも趣味でも新しいことに挑戦するには、大変なエネルギーを必要とします。だからかっこいい。でも「めんどくさがり屋」の私にはエネルギーも力もないから、今までも、そしてこれからも、今していること、今までしてきたことを続けるのが精一杯。いや、最近は続けるのもちょっと危うい(笑)・・とここまで考えてきて、そんな私が、坊守や僧侶になれたのはどうしてだろうと立ち止まって考えることとなりました。「新しいことに挑戦したい!」と前のめりの大ジャンプをしたわけではないことは確かです。自信があります(笑)ただ、私たちの過ごす毎日は、常にいろいろなことが変化しています。小さな変化もあれば、大きな変化もあります。同じことを繰り返していると感じていることも、たしかに決して同じではありません。毎日、今まで体験したことのない「新しい一日」を迎え、自分自身を少し新しくして暮らしているのでしょう。私の場合、そんな毎日を勝林寺で三十五年ほど過ごしてきたら、「坊守」や「僧侶」の役割をいただいていました。(「おかげさま」)今まで、新しいことに挑戦しようとしない自分を「だめだな」と思ってきましたが、ちゃんと毎日新しい一日に挑戦してきたし、これからもするじゃないか!と思ったら、ちょっと自分を褒めたくなりました。

(文責 坊守)


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